これまで焚き火シート、アッシュキャリー(火消し袋)など自然を守る焚き火専用商品や、火吹き棒、ファイヤースターターなど焚き火を楽しむための商品を販売してきましたが、1年以上の構想期間を経て、自然を傷つけない焚火台「NT Fire Stand」がついに完成しました。

 「NT Fire Stand」は自然を傷付けない事を一番に考えて設計しており、焚き火をするための火床に加え、焚き火からの放射熱をカットする「遮熱板 兼 灰受け」を装着する設計となっています。

さらに消防士が使用する防護服から着想を得て、熱反射に優れたアルミ素材の遮熱シートも付属。これらにより地面にはほとんど熱の影響を与えない焚き火台となりました。(遮熱シートの上は周りの地面よりも冷たく感じる程です)

さらに「コンパクトさ」「組み立てやすさ」「大きさ」「丈夫さ」すべてを妥協せず追求した、まさにキャンパーが求めていた焚き火台がここに完成しました。

 

■「NT Fire Stand」紹介動画

焚き火台「NT Fire Stand」への想い

◆Leave No Traceについて

ご購入いただいた焚き火台「NT Fire Stand」は、「焚き火の跡を残さない」という意味を込めて命名しました。

皆さんは Leave No Trace (通称LNT)という言葉をご存じでしょうか? 直訳すると「足跡を残さない」という意味ですが、こちらは誰もが簡単に自然と接する際のテクニックを学べ、かつ自然を守りながらアウトドアを楽しめるよう、7つの原則を基にアメリカで考案された環境倫理プログラムのことを指します。

【LNT Japanについて】https://lntj.jp/

 LNTの活動は近年日本でも広がりを見せており、2021年にはLNT Japanが設立されました。そして2023年よりZEN Campsも企業パートナーとしての活動を開始し、今回の「NT Fire Stand 」が確かに自然を守る焚き火台だということが認められたのです。


近年キャンプ等のアウトドア活動が盛んになる中で、環境破壊を起こさない行動をとることが現代では求められており、この7つの原則を伝えていくことが我々のミッションだと考えています。

自然にお邪魔する立場として当然自然を荒らすことは許されず、立ち去る時は焚き火による自然への影響を最小限にするのがマナーです。

そして我々ができる事として、LNTのプログラム内で特に 「原則5:最小限の焚き火の影響」を推進し、LNT Japanの活動がより広く認知されるよう活動していきたいと考えています。

【LNT原則5】最小限のたき火の影響:https://lntj.jp/lnt5/


◆開発への想い 

これまでZEN Campsの焚き火シートを利用しているお客様から「焚き火シートは無事だが下の芝が焦げた」という連絡を多く受けてきました。

 焚き火シートは飛び火による延焼を防ぐものであって、地面へ伝わる熱を完全に遮断するものではないと何度もお伝えしてきましたが、今だに芝を焦がしたという悲しい連絡が後を立ちません。(下記のチラシを焚き火シートに同封する試みで件数は減少)

ローチェアに座ったまま焚き火ができる、高さの低い焚き火台が主流となってますが、各自で遮熱や断熱対策をしていないと地面へは相当な熱が伝わり、地面にいる植物や微生物は当然死滅します。そういった現状から、高さが低くても地面にはダメージを与えない焚き火台を自分たちで作りたい、そんな想いからこの焚き火台の開発をスタートさせました。

焚き火をするための火床に加え、焚き火からの放射熱をカットする「遮熱板 兼 灰受け」を設置し、さらに熱反射に優れた遮熱シートも付属するため、地面にほとんど熱の影響を与えない焚き火台になっています。

そしてもう1つこだわりたかったのが「コンパクトさ」「大きさ」「丈夫さ」をどれも妥協したくないという点です。

■コンパクトで組み立てが簡単
フレームは折り畳み式になっていて、幾度の実験と失敗を繰り返して開発してきました。
A4サイズに折り畳まれたフレームを左右に広げるだけなので、面倒な組み立てが一切不要になる他、脚が繋がっている分安定性も抜群です。

折り畳めば厚みは2cmほどまで薄くなり、重さも他のパーツ含め約1.2kgまで軽量化できました。

 付属の収納袋は余裕のある大きさになっているため出し入れが簡単。

 熱シートや焚き火シート(95×60cm)、ファイヤースターターなどの焚き火関連グッズが1つにまとめられます。

Youtubeに組み立て動画があります↓


■焚き火も料理も楽しめるサイズ

収納時はコンパクトですが、火床の長さは約51cm程あり、キャンプ場で売られているような薪であればはみ出る事はほとんどありません。

 また、広さを活かして右側で調理、左側は保温スペースにするなど使い分けることができます。付属の五徳(2本)は2段階の高さに設置することができるため、さらに細かく強火と弱火の調整も可能。


フレームが安定かつしっかりしているためダッチオーブンやスキレットも使用でき、ソロだけでなくデュオやグループでの利用もおすすめです。


■3本軸の頑丈さと固定力
火床を支えるフレームが両サイドだけだなく真ん中にもあることで頑丈さが大幅にUPしており、ある程度強い力で押しても崩れることはありません。また、火床も6か所でしっかり固定されているため、持ち上げても振っても崩れることなく扱うことができます。

 丈夫であることで長く大切に、そして愛着を持って使っていただきたいという想いも込めています。

商品仕様

商品名:

NT Fire Stand

価格:

本体セット>11,980 円(税込)
追加五徳(2本)>1,480円(税込)

火床(交換用)>未定

材質:

本体>ステンレス製
収納袋>600Dポリエステル

サイズ:

展開時の幅 > (火床)51.3cm X 奥行き22.5cm X 高さ29.0cm

折り畳み時 > 26.5 X 30.0cm 高さ約3.5cm

収納時 > 38cm X 31cm

重量 :

焚き火台単体(五徳無しの場合) > 約975g

五徳2本有り、収納袋に収納時 > 約1.24kg

付属品:

フレーム、火床、遮熱板2枚、五徳2本(全てステンレス製)

収納袋(600Dポリエステル)

 

▼「NT Fire Stand」販売ページ

■ZEN Camps 公式ショップ
https://zen-camps.com/products/zen-camps-nt-fire-stand

Amazonショップ

※6月中旬〜下旬発売予定

 

▼各種SNS

 

 ***********************
<公式LINE登録>

毎月末にギアのプレゼント抽選を実施!

***********************

  

 COLUMNIST

足立 修治(あだちしゅうじ)

広島県広島市出身、仕事はZEN Campsデザイナー。
趣味はソロキャンプとコーヒー、筋トレ、釣り。
2020年より沖縄に移住し、本格的にマリンスポーツを始める予定。

休みの日は近くのビーチにいって自分で作ったキャンプ用品を使ってコーヒーを淹れるのが至福のひと時です。

kenjiishida